長距離ウォーキングのリュックは10〜15L|選び方3つ・揺れない背負い方・20L以上が要る場合
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長距離ウォーキングのリュックの容量は
約 10〜15L
日帰りの一周ルートなら10Lで足り、雨具と上着を足す季節は15L。胸ベルトが付いた、本体300〜400g台の軽いものを選びます。20L以上が要るのは宿泊を挟む多日程と、店のない区間が長いときです。
長距離ウォーキングのリュックは10〜15Lで、「小さく、軽く、揺れない」の3つで選びます。駅沿いの一周ルートは水も食べ物もコンビニで買えるので、背負うのは次の店までの分と雨具くらいです。何を入れるかは長距離ウォーキングの持ち物リストで先に決めます。
長距離ウォーキングのリュックは10〜15L・胸ベルト付きの軽いもの
容量は歩く距離より「何を入れるか」で決まります。日帰りの一周ルートでは、持ち物リストの40km〜の段まで入れても10〜15Lに収まります。
| 容量 | 向く歩き方 | 入るもの |
|---|---|---|
| 10L | 日帰りの一周ルート(30〜42km) | 水1〜2本、補給食、モバイルバッテリー、足まわりの小物、反射材・ライト |
| 15L | 雨・寒さの備えを足す日、100kmウォーク | 10Lの中身+レインウェア上下、薄手の上着 |
| 20L以上 | 宿泊を挟む多日程、店のない区間が長いルート | 15Lの中身+着替え、1日分の水と食べ物 |
どの容量でも、選ぶ条件は同じです。胸ベルトが付いていること、本体が300〜400g台と軽いこと、ボトルとスマホを立ち止まらずに出せるポケットがあること。
↑ 目次に戻る10〜15Lに抑える理由:リュックは歩数の分だけ揺れ、大きいほど荷物が増える
山手線一周では、リュックの上下が歩数の分だけ続く
山手線一周(約42km)は身長165cmの歩幅で約56,566歩、歩き続けて約12時間です。背中から浮いたリュックは1歩ごとに上下するので、その動きが約5.7万歩ぶん続きます。1回は小さな揺れでも、肩ベルトが同じ場所をこすり、重心がずれるたびに体が支え直すので、後半の肩と腰の疲れにつながります。揺れを抑えるのが胸ベルトと、荷物を背中に寄せる背負い方です。
容量が大きいと「念のため」で重くなる
大きいリュックには空きができ、空きがあると「念のため」の荷物が入ります。代表は水で、1Lで約1kgあります。500mlのボトル1本で約0.5kg、2Lを入れれば約2kgです。駅沿いの一周ルートは店で買い足せるので、水は1時間200〜300mlを目安に、次の店までの分を持ちます(暑い日の増やし方は水分補給と補給食)。容量を15Lまでに抑えるのは、入れすぎを防ぐためでもあります。
↑ 目次に戻るリュックの選び方3つと揺れない背負い方
選び方1:容量は10〜15L、中身を並べてから決める
雨具を入れない季節は10L、レインウェアと上着を入れる日は15Lが目安です。買う前に中身を机に並べ、それが入る一番小さい容量を選びます。店頭では中身の代わりにタオルを詰めて背負わせてもらうと、空のときとの違いが分かります。
選び方2:胸ベルトがあること、腰ベルトはあれば使う
胸ベルトは左右の肩ベルトをつなぎ、肩ベルトのずれと横揺れを抑えます。揺れ対策でまず効くのはこのベルトです。腰ベルトは荷物の重さを骨盤に分けるためのもので、10〜15Lの荷物なら細いベルトで足ります。胸ベルトのないタウン用リュックを使うなら、肩ベルトを短めにして背中に密着させます。
選び方3:ボトルとスマホが立ち止まらずに出せる
水は1時間に数回、スマホは駅ごとに地図で確かめるたびに出します。そのたびにリュックを下ろしていると、止まる回数が増えます。ボトルはサイドポケットか肩ベルトのホルダー、スマホは肩ベルトか腰ベルトのポケットに入る作りを選びます。背面がメッシュの作りだと、夏は背中が蒸れにくくなります。
揺れない背負い方:ベルトは腰→肩→胸の順に締める
ベルトは腰ベルト・肩ベルト・胸ベルトの順に調整します。
- 全部のベルトを緩めて背負う — 締めた状態で背負うと、位置が合わないまま固定されます
- 腰ベルトを骨盤の位置で締める — 腰ベルトのないリュックは飛ばします
- 肩ベルトを引いて背中に寄せる — リュックと背中の間に隙間がなくなる長さにします
- 胸ベルトを脇の上・鎖骨の下で水平に留める — 息が苦しくならない長さにします
詰め方でも揺れは変わります。水やモバイルバッテリーなどの重い物は背中側の上寄りに入れ、軽い上着で周りの隙間を埋めます。横にストラップがあれば締めて、中身が動かないようにします。歩き始めて30分ほどで一度止まり、肩ベルトと胸ベルトを締め直すと、歩いているうちに出た緩みが取れます。
胸ベルト付きで300〜400g台の軽量リュック2点
日帰りの一周ルート(10L)
SALOMON TRAILBLAZER 1010L・323gで、胸ベルトと腰ベルトの両方が付きます。両サイドのポケットにボトルが入り、水を立ち止まらずに出せます。
選ぶ前に:レインウェア上下と上着まで入れると余裕がなくなります。雨の日は15L前後を選びます。
Amazonで見る雨具・上着まで入れる日(13L)
deuter スピードライト 1313L・370gで、胸ベルトは高さを変えられ、腰ベルトは外せます。10Lより一回り大きく、雨具を足しても入ります。
選ぶ前に:夏の日帰りで水と小物だけなら、空きができて中身が動きます。横のストラップで締めて使います。
Amazonで見る日帰りの一周ルート:サロモン TRAILBLAZER 10
容量10L・重さ323gで、胸ベルトと腰ベルトが付いています。大阪環状線一周(約30.2km)や山手線一周を、雨具を持たない季節に日帰りで歩くならこの容量で足ります。
雨具・上着まで入れる日:ドイター スピードライト 13
容量13L・重さ370gで、胸ベルトの高さを変えられ、腰ベルトは外せます。レインウェアや薄手の上着を持つ春・秋や、夜まで歩く日の分が入ります。
↑ 目次に戻る長距離ウォーキングに登山用リュック(25〜30L)は大きすぎる
リュックの容量でよく見る目安は、登山の日帰りで25〜30Lです。長距離ウォーキングでも、この目安のまま20〜30Lの登山用ザックを選ぶ人は少なくありません。
登山の目安は、1日分の食べ物と飲み水を最初から背負う前提の数字です。山には店がありません。駅沿いの一周ルートは駅前にコンビニがあり、水も食べ物も途中で買えるので、同じ前提で容量を決めると空きの分だけ荷物が増えます。山手線一周を25Lで歩くと、10Lのときより空きが15L以上できます。そこに水を1本足すたびに約0.5kgずつ重くなり、その重さを約5.7万歩ぶん背負います。
20L以上が要るのは、次のように「途中で買えない」「着替えが要る」ときです。
- 宿泊を挟む多日程 — 琵琶湖一周(約200km)は宿に泊まりながら歩くので、着替え1組が入る20Lが目安です
- 店のない区間が長いルート — 琵琶湖の北端のように数km店がない区間が続くルートでは、その日の分の水と食べ物を朝のうちに持ちます
- 100kmウォークで夜の防寒着と雨具を両方持つ日 — 大会の必携品に防寒着がある場合、15Lに入らなければ20Lにします
20Lを選んでも、空いた分を埋めないことが大事です。中身は持ち物リストの必須と推奨に絞り、余った空きは横のストラップで締めて潰します。
↑ 目次に戻るルート別のリュック容量:山手線10L・琵琶湖20L・100km15L
容量は距離より、泊まるかどうかと、途中で買えるかどうかで決まります。
- 山手線一周(約42km):日帰りで店も多いので10L。約12時間歩いて日没後の区間が出るので、リュックの背面か肩ベルトに反射材を付けます
- 大阪環状線一周(約30.2km)・名城線一周(約30km):10L。名城線は茶屋ヶ坂〜本山が坂で駅間も長いので、手前の大曽根で水を1本足します
- 琵琶湖一周(約200km):宿泊と着替えがあるので20L。北端は店が少ないので、朝のうちに1日分を持ちます
- 100kmウォーク:夜を越すので雨具と防寒着が入る15L。大会の必携品を並べてから決めます


